エクステリアメーカーで働く係長のブログ

自転車ラックやエクステリア商品についてご紹介

【初心者必見】宅配ボックスとは?種類やメリット・デメリットは?

宅配ボックスは居住者が不在時に宅配便などの荷物を配送業者が入れることによって受け取りができる設備のことです。宅配ロッカーと呼ばれることもあります。

 

ネットショッピングが拡大している中、共働きや夜遅くなってしまう、日中に荷物の受け取りができないなど、様々な場面でニーズが高まっています。

集合住宅ではついているところも増えていますが、戸建住宅はあまり普及しておらず、宅配ボックスを見たことがない方も多いかと思います。現在は、戸建住宅や集合住宅など住宅パターンに合わせて、様々なメーカーから製品が発売されています。

 

f:id:golddreamgood17:20200214100846j:plain

配達員イメージ

 

 

宅配ボックスの種類

宅配ボックスには電気を使わない「ダイヤル式」と、電源を必要とする「電気式」があるのはご存知でしょうか?

それぞれ簡単にご紹介いたします。

 

 

ダイヤル式宅配ボックス

最も古くからあるタイプで、現在最も普及しているのがこのタイプ。宅配業者さんは空いているボックスに荷物を入れ、ダイヤルの開錠番号を決めます。ボックスを開けるための番号は、固定ではなくその場で決められるものとなっています。番号を決め、ダイヤルを回し、番号を知らない人が開けられないようにした後で、開錠番号を書いた配達通知書を、配達先の郵便ポストに入れます。その紙には「宅配ボックスに荷物を入れました。開錠番号は****です」といったことが書かれています。受取人がそれを見て宅配ボックスを開け、荷物を受け取るという仕組みです。

ちなみに受け取りのサインや捺印ですが、直接行うことはできないため、ボックスの中に押印の機械が搭載されていたり、業者さん向けにレシートのようなものが出るタイプのものがあります。

 

電気式宅配ボックス

錠がダイヤルで開くものではなく、テンキー式になっており、それに開錠番号を打ち込んでボックスを開けるというものです。これは単に開けるのがテンキーというだけでなく、システムによって管理されているため、いつ荷物が入れられたかということが記録されていたり、荷物が入れられるとメールが届くものがあります。

カードキー式も電気式宅配ボックスに当てはまります。使用方法はダイヤル式とほぼ同様です。

 

宅配ボックスのメリット類

①不在時でも荷物を受け取れるので、最短の受け取りが可能。

②入浴中や炊事中など手が離せない時でも荷物を受け取れる。

③再配達依頼する必要がないので、再配達を待つ必要がなく外出ができ、時間が有効に使える。

④配達会社の再配達業務が減るので、配達コストが下がり、CO2減少(エコ)にもなる。

 

宅配ボックスのデメリット

①冷凍品や貴重品は受け取れない。

②受取人が荷物を置きっぱなしにしてしまい、他の住人宛の宅配物が入れられない。

③暗証番号が書かれた不在票をポストから盗まれ、そのまま荷物も盗られてしまう。

④配達員が暗証番号を書き忘れたり、誤配送のトラブルがある。

 

宅配ボックスまとめ

簡単に宅配ボックスについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

受け取る側にも配達する側にも嬉しい宅配ボックス。便利さゆえにデメリットもありますが、あるのとないのでは、関わる人のライフスタイルがガラッと変わる便利なボックスです。

今後の住み心地や暮らしやすさのためにも一度検討してみてもいいかもしれません。